私たち日本音楽舞踊会議は、ひとつの専門だけでなく様々ジャンルの専門家
で構成される団体です。
機関誌として、季刊「音楽の世界」を発行し、演奏会、ゼミナールや研究会等
の開催のほか、会報発行や楽譜会員同士の交流、情報交換などを行っています。
様々なジャンルの人との交流ができるのがこの団体の特色です。
日本音楽舞踊会議には、ピアノ、声楽、作曲、邦楽、弦楽および研究部会を
合わせて6つの部会があります。
これらの中でも、ピアノ、声楽、作曲、邦楽は部会員の数も多く、本部が主催
する公演の他に、各部会が中心となって年度内に一度ないし二度、公演、研究
会、試演会などを開いています。
中でも各部会単位で開催されるセミナー、試演会などは、他部会会員も自由に
参加することができ、会員同士の交流の場、そして専門の垣根を越え切磋琢磨
できる場となっています。
これらの企画の決定、運営はは会員達で行っており、芸術家自らが一から公演
を作りあげるという事も本会の大きな特徴です。
こうした会の活動、そして個々の会員の活動についての多くは、機関誌である
季刊「音楽の世界」にコンサート・レポートとして掲載し、活動の記録を広く
内外に伝えています。
機関誌「音楽の世界」(2015年までは月刊、以降は季刊)は、音楽の領域に限ら
ず、政治、社会や文化など、より広い領域の様々な問題についてを、社会に向
けて発言し続けています。音楽を中心とした芸術活動を右車輪とすれば、言論
活動は左車輪にあたり、本会はこの両輪によって成り立っています。