エレクトーンの可能性を求めて

2017年11月14日(火)ヤマハエレクトーンシティ渋谷メインスタジオ

開演 18:30 開場 18:00
全席自由 ¥2500

エレクトーンの可能性を求めて

〜ピアノコンチェルト✖COMPOSITIONS2017〜

第1部 ピアノコンチェルト

  • ウェーバー コンチェルトシュテュック ヘ短調 作品79
    C.M.von Weber:Konzertstuck f-moll Op.79

  • ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
    S.Rachmaninoff:Piano Concerto No.2 c-moll Op.18

  • [出演者]
  • 山上由布子(YAMAKAMI Yuko)[ピアノ]
    中学からピアノを始める。2011年フェリス女学院大学音楽学部演奏学科卒業。2012年 日本音楽舞踊会議第10回フレッシュコンサート出演。同会主催のコンサートに多数出演。これまでピアノを小川尚子、野田清隆、橘高昌男、北川曉子の各氏に師事。 現在、リラの会会員。日本音楽舞踊会議青年会員。
  • 戸引小夜子(TOBIKI Sayoko)[ピアノ]
    国立音楽大学修士課程卒。NHKオーディションに合格し、「コンチェルトの夕べ」にラフマニノフ2番で出演。飯塚シニア音楽コンクール第1位。 N・Yカーネギー・ホール、ペテルブルグ、東京にてもリサイタルを開催し邦人作曲家の作品(発表)にも意欲的である。S・ドレンスキー、ウラジーミル・竹の内、水谷達夫の各氏に師事。国立音楽大学ピアノ科講師を経て、現在「夜の会」主幹、日本音楽舞踊会議副理事長。
  • 北川暁子(KITAGAWA Akiko)[ピアノ]
    丸山淑子女史、L.コハンスキー教授に師事。1964年イイノホールで第1回リサイタル。1967 年武蔵野音楽大学卒業。同年オーストリー国立アカデミー入学。R.ハウザー教授に師事。1969年アカデミーを全教授一致最優秀で卒業。ベーゼンドルファーコンクール優勝。1970年ミュンヘン国際コンクール 2 位。1984年演奏活動20 周年にベートーヴェンソナタ全曲連続演奏会(10日間7夜)。東京藝術大学名誉教授。 日本音楽舞踊会議理事長。
  • 寺島康朗(TERASHIMA Yasuaki)[指揮]
    国立音楽大学卒業。1988年セントラル愛知交響楽団を指揮して指揮者としての活動を開始。1990年渡欧、ウィーン、スイス、ハンガリー、ルーマニアにて研鑽を積む。今までにウィーン・プロ・アルテオケ、ルーマニア国立ディヌ・リパッティフィル、ジョルジュ・ディマフィル、仙台フィル、シエナW.O.等を指揮した他、東京シティオペラ協会首席指揮者、日本オペレッタ協会副指揮者を務めた。指揮法をK.エストライヒャー、 湯浅勇治の各氏に師事。現在、昭和音楽大学講師。
  • 鈴木栄奈(SUZUKI Ena)[ELS-02C]
    青森県出身。エレクトーンを見野康幸、高橋朋彦、ジャズピアノを出口誠の各氏に師事。2012年昭和音楽大学卒業演奏会、第23回電子オルガン新人演奏会出演。 第15回九州音楽コンクール大学生部門にて銀賞受賞。昭和音楽大学を卒業と同時に特別賞を受賞。翌年昭和音楽大学電子オルガン研究生を修了。現在は慰問演奏やミュージカル、コンチェルトのほか、アーティストのライブサポート・レコーディングなどでキーボードを担当し、幅広いジャンルに積極的に取り組んでいる。
  • 佐々木彩香(SASAKI Ayaka)[ELS-02C]
    北海道美幌町出身。3歳からヤマハ音楽教室に通い始め、これまでエレクトーンを森下絹代、海津幸子、吉野ゆかり、ピアノを川染雅嗣、山崎ゆみ子に師事。昭和音楽大学器楽学科電子オルガンコースを卒業時に特別賞を受賞。第13回九州音楽コンクール金賞及び審査員特別賞を受賞、同コンクール記念コンサートにてヤマハ賞を受賞。ソロでの演奏やコンチェルト伴奏を始め、演奏ジャンルを問わず活動を行っている。現在は島村楽器電子オルガンコース講師として後進の指導にもあたっている。

第2部 COMPOSITIONS2017
〜エレクトーンのための作品の初演・再演〜 [出品者・出演者]

  • 三宅康弘 Believe−信ジルチカラ for 1 Player on 2 Electronic Organs[2011/2017]
    MIYAKE Yasuhiro : Believe−think possible ! for 1 Player on 2 Electronic Organs [2011/2017]

  • 橘川 琢 エレクトーン独奏のための「秋雨の夜に」作品98
    KITSUKAWA Migaku:“At night of the autumn rain” for Electone solo  Op.98

  • 高橋 通 森の誘惑
    TAKAHASHI Toru : A sacred Trap in the Dark Forest

  • 安彦善博 「愛と死」~源氏物語 葵の巻より~
    ABIKO Yoshihiro:“Love and Death” from The Tale of Genji Aoi’s Volume

  • 中嶋恒雄 春思桃景 ― 電子オルガンのための
    NAKAJIMA Tsuneo:A Scene of peach blossoms in spring for Electronic Organ

  • [出品者・出演者]
  • 三宅康弘(MIYAKE Yasuhiro)[作曲]
    国立音楽大学応用演奏学科卒業(第1期生)。同大学院作曲専攻修士課程修了。在学中に国立音楽大学国内外派遣奨学生としてザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に留学。第19回現音作曲新人賞受賞(第1位)。現在、上野学園大学短期大学部准教授、洗足学園音楽大学・同大学院非常勤講師。日本現代音楽協会会員。 主要作品:「線香花火―弦楽オーケストラのための(2014)」「Propeller Plane-吹奏楽のための(2016)」「メダカ・カルテット-4本のフルートのための(2017)」など。
  • 塚瀬万起子(TSUKASE Makiko)[ELS-02X,02C]
    武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。ヤマハエレクトーンフェスティバルジュニア部門にて最優秀賞を受賞。ウィーン国立音楽大学指揮法セミナーで伴奏を務めコンサートに出演。好評を博す。文化庁舞台芸術体験事業としてオペラ「カルメン」「魔笛」を全国各地にて演奏。台湾での「蝶々夫人」公演、新国立劇場子どもオペラ、東京文化会館主催「ヘンゼルとグレーテル」、帝国ホテル〈ジ・インペリアルオペラ〉公演等、幅広いレパートリーを有し、国内外で多彩な演奏活動を行っている。
  • 橘川 琢KITSUKAWA Migaku[作曲]
    作曲を三木稔、助川敏弥の各氏ほかに師事。文部科学省音楽療法専門士。平成17年(2005年)度(第60回記念)文化庁芸術祭参加。2006年・2008年度 文化庁「本物の舞台芸術体験事業」、2016年度 文化庁「文化芸術による子供の育成事業」に自作が、採択される。「新感覚抒情派(『音楽現代』誌)」と評される旋律と、日本旋法から派生した高雅で色彩感ある和声・音響をもとにした現代クラシック音楽、現代邦楽作品を作曲。日本音楽舞踊会議理事、季刊「音楽の世界」編集長。
  • 内藤香里(Naito Kaori)[ELS-02X]
    新潟県長岡市出身。昭和音楽大学器楽学科電子オルガンコースを卒業と同時に優等賞を受賞。第17回九州音楽コンクールにて金賞および最優秀賞を受賞。同コンクール受賞記念コンサートにてヤマハ賞を受賞。第27回電子オルガン新人演奏会に出演。コンチェルト伴奏や様々な演奏会に出演するなど積極的に演奏活動を行っている。現在、昭和音楽大学大学院修士課程2年在籍中。これまでに森下絹代、内海源太、宮嶋恵理の各氏に師事。
  • 高橋 通(TAKAHASHI Toru)[作曲]
    日本医科大学大学院卒業。医学博士。一絃琴を故山本游魚師、ピアノを故・川村蔦子、作曲を田辺恒弥氏に師事。作曲の他、一絃琴の演奏家としても活動している。 日本音楽舞踊会議正会員、(一般社)なみの会日本歌曲振興会会員に所属。幽意一絃琴鳴琴会を主宰。箏サマーコンサートの会代表。「すばるの会」代表。 主な作品:オペラ「竜宮から来た女房」、オペラ「伝説精進ガ池幻想」、尺八・二面の箏・十七絃のための四重奏曲、ヴァイオリンと箏の為のソナタ第2番、箏独奏ソナタ第11番、箏のための小協奏曲第2番<西からの風>など。
  • 西山淑子(NISHIYAMA Yoshiko)[ELS-02X]
    作曲・編曲とエレクトーン演奏、エレクトーンを導入した幼児からの音楽教育に力を注いでいる。故郷・伊東にて、伊東ミュージカル劇団の作曲・演奏・指導を担当。武蔵野音楽大学作曲科卒業、同大学院修了。現在、昭和音楽大学講師。自宅にて[よしこの音楽室]主宰。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。日本音楽舞踊会議、日本電子キーボード音楽学会、会員。作品:金子みすゞの詩による童謡集、エレクトーン伴奏によるピアノ初心者のためのピアノコンチェルト、和〜エレクトーンソロのための〜など。https://yoshikonishiyama/com/
  • 安彦善博(ABIKO Yoshihiro)[作曲]
    洗足学園大学音楽学部卒業。洗足学園大学音楽学部専攻科を修了。作曲及び音楽理論を諸井三郎、神良聰夫の両氏に師事。1986年からドイツ・ケルン国立音楽大学においてHans Werner Henze氏に師事する。作品は、国内だけでなくベルリン・ミュンヘンなどドイツ主要都市を始め、オーストリア、アメリカ、フランスなどでも演奏され評価を得ている。元、洗足学園音楽大学教授。 主要作品:「ファゴット・コンチェルティーノ」「トランペットと吹奏楽のための喜遊曲」「弦楽四重奏曲」「トランスフォーメーション」など。
  • 金持亜実(KANAJI Ami)[Sop]
    東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程および博士課程修了。博士号(音楽)を取得。J.S.バッハ『マタイ受難曲』、ヘンデル『メサイア』、ハイドン『天地創造』、モーツァルト『レクイエム』、ベートーヴェン『第九』他、宗教曲等のソリストとして活動する他、歌曲やアカペラを中心としたアンサンブルの演奏も積極的に行っている。第24回友愛ドイツ歌曲コンクール入選。 これまでに声楽を、辻宥子、三林輝夫、佐々木典子、平松英子の各氏に師事。
  • 武田直之(TAKEDA Noyuki)[Bri]
    洗足学園大学音楽学部声楽科卒業。同大学院第1期修了。院2年次には制定初となる前田記念奨学生となった。 秋山和慶指揮 鈴木敬介演出モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ役でデビュー後、日生劇場、藤沢市民オペラ、横浜シティオペラ、杉並区民オペラ、みなとみらいホール親子オペラ教室等、数多くの公演に出演 また、三大レクイエムを初めとし、宗教曲のソリストとしても、数多くの公演に出演 最近では朗読劇、ミュージカルと、活躍の幅を広げている。洗足学園音楽大学講師。
  • 山木亜美(YAMAKI Ami)[ELS-02X]
    洗足学園短期大学及びヤマハ音楽院卒業。「ラ・ボエーム」他、各オペラ全幕のオーケストラパートを演奏している。新作にも意欲的で、原嘉寿子「智恵子抄」、安彦善博「電子オルガンのための三部作」他、数多くの初演を行っている。又、合唱の伴奏や舞台の劇音楽の演奏活動も行っている。それらの音色・音楽づくりは高い評価を得ており、現在も舞台音楽、特にオペラを中心に活躍中である。文化庁芸術体験事業として各地でオペラ公演に参加。
  • 中嶋恒雄(NAKAJIMA Tsuneo)[作曲]
    東京芸術大学音楽学部作曲科卒業、及び同大学楽理科を経て指揮科卒業。1984年カリフォルニア大学サンディエゴ校研究員。上野学園大学、東京学芸大学講師、及び北海道教育大学札幌校、旭川校、釧路校、宮城教育大学、宇都宮大学、静岡大学、信州大学、滋賀大学、岡山大学、金沢大学、愛媛大学、琉球大学、山梨大学大学院の講師を勤めた。現在山梨大学名誉教授、財団法人音楽文化創造参与。著書「音楽教育研究のまとめ方」訳書「ジャズの歴史」他、多くの論文、作品がある。作品は、チェコの作曲家によって、Neo-impressionismと評価されている。2016年瑞宝中綬章受賞。
  • 市川侑乃(ICHIKAWA Yukino)[ELS-02X]
    ヤマハエレクトーンコンクール2009B部門にて第1位を受賞。2010年には自身初のエレクトーンソロアルバム「For Corols」をリリース。2012年韓国議政府(ウィジョンブ)国際音楽フェスティバルにおいて創作オペラのエレクトーン伴奏を担当、韓国国立劇場にて「フィガロの結婚」をエレクトーン伴奏。2016年Pyeong Chang Music Festivalにエレクトーンにて出演。東邦音楽大学作曲学科を首席卒業。東邦音楽大学実技演奏研究員。http://www.yukinoichikawa.com
  • [曲目、出演者は予告なく変更となることがあります。]

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